Z世代の好きなアーティストを調査したところ、流行のアイドルグループや、話題のドラマ主題歌を担当していたロックバンドなどがランクイン!音楽事情をテーマにしたMERYユーザーアンケート結果をご紹介します。
Z世代の音楽事情をアンケート!
今をときめくアーティストと言えば、『【推しの子】』のアニメ主題歌が大ヒット中の「YOASOBI(ヨアソビ)」や、トレンドのY2Kブームを牽引する韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」などが思い浮びます。
Z世代ユーザーもやはりそういった流行りの音楽を好んで聴いているのでしょうか?
今回は、Z世代が選ぶ好きなアーティストTOP3など、MERYユーザーアンケートで調査した“Z世代の音楽事情”の結果をご紹介していきます。
※2023年9月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代66人の調査結果に基づく
推す理由も必見!Z世代が選ぶ好きなアーティストTOP3
第1位:なにわ男子
Z世代の好きなアーティスト第1位に輝いたのは、7人組男性アイドルグループの「なにわ男子」でした!
同グループは、2021年に発売したデビューシングル『初心LOVE』から4thシングルの『Special Kiss』まで4作連続初週ハーフミリオン達成しており、世間から非常に高い人気を得ていることが伺えます。
また、MERYでZ世代の好きなアイドルを調査したアンケートでも第5位に選ばれており、Z世代ユーザーの間ではまだまだ人気の伸びしろがありそうなアイドルグループです。
好きな理由には、
「関西出身なのにThe王道アイドルなところ」
「キラキラしているところ」
といったコメントが寄せられました。
関西出身でフレンドリーな印象もありながらキラキラオーラを放っているというギャップが、Z世代にとって魅力的なようです。
第2位:back number
第2位には、3ピースバンドの「back number(バックナンバー)」がランクイン。
昨年はNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の主題歌を担当、今年3月より開始した同バンド史上初の5大ドームツアーは即完売と、話題性も実力も兼ね備えているアーティストです。
「聴く人の心の奥深くまで寄り添ってくれる音楽を届けてくれるところ」
「歌詞や曲が共感できるだけでなく、面白く、人柄も良いところ」
といったように、Z世代にとって共感性の高い楽曲を生み出している点が評価されていました。
第3位:Snow Man・マカロニえんぴつ・Mrs. GREEN APPLE
Snow Man
続いて、「Snow Man(スノーマン)」「マカロニえんぴつ」「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」が同率で第3位に。
2020年にメジャーデビューした9人組男性アイドルグループのSnow Manは、Z世代の推しを調査した記事でも大人気でした。
アイドル活動のみならず、冠番組であるバラエティー番組『それSnow Manにやらせて下さい』をはじめ、どのメンバーもドラマ・映画・CMなど幅広い分野で活躍しています。
「9人全員が、それぞれの好きなことや得意なことを活かして活動しつつ、グループのことをとても大切にしているところ」
「とにかくメンバーの仲が良くて、個性が強いところ!!YouTubeの時のわちゃわちゃ感とパフォーマンスの時のカッコ良さのギャップにやられてます…」
など、それぞれに個性が輝いているところや、メンバーの仲が良いところが好きと言う声が集まりました。
マカロニえんぴつ
メンバー全員が音大出身のマカロニえんぴつは、今若者の間で人気が急上昇しているアーティスト。
メジャーデビュー翌年の「第63回日本レコード大賞」では最優秀新人賞に輝き、直近ではTVドラマ『波よ聞いてくれ』の主題歌などを担当しています。
ボーカルであるはっとりさんのエモーショナルな歌声と、キーボードの多彩な音色が奏でるバンドサウンドがマカロニえんぴつの大きな魅力です。
実際にZ世代からのコメントでも、
「気分がぶち上がる曲を歌ってくれるところ、ときにはバラードっぽく、染みる曲もあるところ」
「元気が出るところ、リズム」
など、同バンドならではのメロディーに魅了されている様子が伺えました。
Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEは、初のベストアルバム『5』でオリコンの週間合算アルバムランキングと、Billboardの総合アルバム・チャート1位を獲得した経験を持つ人気ロックバンドです。
Z世代はサブスクで音楽を聴く人が多い印象ですが、同バンドを代表する楽曲である『青と夏』『インフェルノ』などは主要ストリーミングサービスで総再生数1億回を突破しています。
好きな理由を見ていくと、
「歌詞が共感出来るところと曲そのものの雰囲気が好きです」
「声、高い音が綺麗」
など人によって様々な意見があり、歌詞・メロディー・歌声のどの要素もZ世代にウケているようでした。
フェスやライブに行くZ世代の割合は?
好きなアーティストを伺った質問に続いて、そのアーティストが出演しているフェスやライブに行くかどうかも聞いてみました。
「行く」と回答したZ世代は全体の約6割近くで、一定数が好きなアーティストのイベントに足を運んでいることが判明。
体験型を好む傾向にあるZ世代だからこそ、生のパフォーマンスを見たい・聴きたいと思う人が多いのかもしれません。
アイドル&バンド系のアーティストが人気でした!
Z世代の音楽事情を調査したところ、アイドルやバンド系のアーティストが人気ランキングTOP3を独占する結果に!
ほかには「NewJeans」「IVE(アイヴ)」「King Gnu(キングヌー)」「Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)」などの名前が挙がり、アンケート全体を通してもアイドル&バンド系に票が集まっていた印象です。
また、アイドルは令和以降にデビューしたトレンド感のあるグループが人気で、バンド系はトレンドよりも歌詞やメロディーが好みかどうか重視する人が目立ち、それぞれ人気の傾向が分かれていたのも注目ポイントでした。